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水濁法の指定物質にPFOS、PFOA等が追加

 2023年2月1日より水質汚濁防止法施行令の一部が改正され、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)及びその塩、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)及びその塩、を含む4物質が新たに指定物質として追加されました。

 指定物質とは公共用水域に多量に排出されることにより、人の健康、生活環境に被害を生じるおそれがある物質で、これまでに56物質が規定されていましたが、今回の改正で60物質に増加しました。今回の改正は具体的に排出濃度を規定するものではありませんが、指定物質を製造、貯蔵、使用又は処理する施設における事故時の措置について言及しています。

 PFOSなどに対する日本の指針は、欧米のそれに比べるとまだ緩いと言えますが、今後もPFAS(有機フッ素化合物)への対策は強化されそうです。

 

詳しくは環境省HPをご覧ください。

https://www.env.go.jp/press/press_00964.html